撮影関連

味のある雰囲気を出すための撮影小物の工夫

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多くの酒蔵さんには、歴史を刻んだ味のある建物・長年使ってきた道具がたくさんありますので、それらをうまく活用することで素敵なクリエイティブを撮影することが可能です。

ですが毎回ロケ撮影を行っていると費用も嵩んでしまいますし、現地で完璧なライティングを行うことも難しい場合もあります。では、どうすればスタジオで味のある雰囲気を出した撮影ができるかということについて工夫している点をいくつか紹介します。

小道具や背景を手作りし味わいを出す

背景や台には既製品も使いますが、より個性、ビンテージ感を出す際は手作りで用意します。そのほうが自分が思い描いているイメージにより近いものを作ることができますので時間や手間はかかりますが、そのような工夫を行っています。

より具体的には、ホームセンターで板を買ってきて、漆喰をぬったり、塗装をし背景板を手作りします。費用も既製品を買うよりは抑えられます。

ちなみに自作背景は、長年プロとしてフォトスタジオを経営していらした写真家の先生からもオススメしてもらった方法です。

下記作例を撮影した際の背景は自作しました。立体感があっていい感じですよね。

板の場合は、ワックスなどを活用し古き良き感を演出します。私はターナー色彩のオールドウッドワックスをよく使っています。色合いだけでなく、艶もいい感じで出ておすすめです。

ターナー色彩 オールドウッドワックス 350ml アンティークグレー

ターナー色彩(Turner Color) オールドウッドワックス 350ml ジャコビーン

 

メルカリ、ヤフオクは撮影小道具の宝庫

背景ならいいのですが、それ以外の小道具は0から作るのはかなり難しいです。なのでそういうときは年代物の小道具などがちょこちょこ出品されているメルカリ、ヤフオクなどのBtoCマーケットを探します。

それらをリメイクしたり活用したりします。常にイメージどおりのものが出品されているかというとそういうわけではないので、急な撮影案件には向きませんが。

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